2012年3月28日水曜日

TSD


小児歯科の治療方法の一つで、TはTell SはShow  Dはdo です。

子供を治療するうえで恐怖心を与えないようにするため、説明して(tell)実際に器具など見せて(show)そして行う(do)と言うもの。

当院では3才以上のお子さんは、必ずこの様なトレーニングをしてから、治療に入ります。いきなり治療は、していません。

3歳ぐらいになるとお話もよく聞けるようになりますし、強制的に治療はしたくないので、まずは歯科医院がどんなところで、どんな事をするのか本人にわかりやすい言葉で説明することが大事だと考えています。

そうする事で、安心してスムーズに治療も行えるからです。
それが、安全に治療を行うことにもつながってきます。

治療中もステップごとに見せながら説明し行っています。
マスクをするよ。黄色いお薬を歯に塗るよ。お水で洗うよ。風をかけるよ。などです。

次に使うものは何か、どんなことをするのかを実際に見せて説明しながら治療をしています。

麻酔もなんだかわからないうちに行ってしまいますので、ほとんど気がついている子はいません。
ただ、麻酔の感覚は残るので、お虫さんを眠らせる眠り薬を使ったよとか、しびれ薬使ったよと説明しています。