2012年3月25日日曜日

乳歯と永久歯の違い


乳歯と永久歯の構造は違います。

歯は外側に硬いエナメル質そして軟らかい象牙質、血管や神経などの組織が入っている歯髄腔の三相から成り立って出来ています。

乳歯のエナメル質は永久歯の約半分の厚さ、歯髄腔は永久歯の倍の大きさです。
そしてエナメル質は永久歯よりやわらかい。そのため歯も溶け易いのです。

そのうえ乳歯どうしは永久歯よりくっついて並んで生えてるので、歯と歯の間も虫歯になりやすい。

子供の歯の治療だからといって、簡単に削って治せると言うものではないのです。

また、乳歯の虫歯の特徴で入り口は狭くても中の方が広がっている事が多いため、見た目の穴が小さくても神経まで虫歯が進行していたりします。

ですから、きちんとレントゲン等で検査し削ったとき痛くないように麻酔も必要なのです。