2012年9月11日火曜日

サフォライド治療前後



2歳前半の男の子ですが、幼稚園就学前には黒い歯を治したいとの強い希望で、黒い部分を削って白く治しました。

当院では特に緊急性を要する患者さん以外は、3歳から治療を行っています。

なるべく無理に治療したくありませんし、3歳ぐらいになるとお話もよく聞けるようになるからです。

ただ、親御さんにしてみると、幼稚園にあがってから周りのお子さんに色々と言われるのではと、とても心配され早く治療して欲しいとの事でした。

やはり歯は白いほうがいいですし、その気持ちはよくわかります。

前歯は特に目立つので、この進行止めの治療は欧米では、もう随分前から行われていません。

もちろん当院でも行っていません。

ただし、低年齢児の治療はとても技術が要します。
泣いたり暴れたりするのは当然ですし、長時間の治療もできません。

とても大変です。

ですから、まずは虫歯を作らないよう日々の生活習慣をしっかり気をつけましょう。